4人に1人は花粉症。その発症のメカニズムとは?

今や4人に1人が花粉症といわれています。スギやヒノキなどの花粉によって花粉症は発症し、人によっては1年中花粉症に悩まされる人もいます。いったいどのようにして花粉症は発症してしまうのでしょうか。

花粉症ってそもそも何?その発生メカニズム


そもそも花粉症とは、体の免疫反応によって起こる病気です。花粉は、通常の量では人体に害はないのに、体内に取り込まれた花粉を外敵とみなして、体外に排除しようとして過剰に反応してしまうアレルギー反応のことを指します。

まず目や鼻、口から体内に花粉が侵入してくると、リンパ球が花粉を異物と認識します。そしてリンパ球はIgE抗体というものを作り、IgE抗体は肥満細胞の表面に付着します。再び花粉が体内に入りIgE抗体に結合すると、肥満細胞からヒスタミンなどのアレルギー誘発物質が分泌されて、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどの症状が出てくるのです。

このIgE抗体を作りやすいアレルギー体質かどうかが、発症に大きく関係しています。例えば、日本でもっとも患者数の多い花粉症はスギ花粉によるものですが、スギ花粉に対するIgE抗体が、発症に至る量まで体内で生産されるには通常2~30年かかるといわれています。しかし、体質や吸い込む花粉量の違いにより、発症までの期間は変わってきます。また、体調も発症に関係してきます。

日頃から花粉症対策を心がけよう

アレルギーの発症は、水道から落ちる水とコップに例えられることがあります。アレルギー体質であるか、アレルゲン、複合汚染、加工食品の多食、体調の悪さなど、さまざまな要因からIgE抗体が一定量を超えて生産されると、コップから水があふれるようにして、初めて発症するのです。

個人差が大きく、いつ発症するかわからない花粉症。まだ花粉症の症状が出ていない人も、日頃からマスクや加湿器で鼻の粘膜を乾燥させないようにしたり、抗酸化作用の高い野菜を使ったジュースやヨーグルトを体に採りいれるといった対策をしておくといいでしょう。

花粉症に効果のある、さまざまな市販薬が販売されています。
錠剤はもちろん、目のかゆみを抑える目薬や点鼻薬、サプリメントから鼻うがいまで様々。
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自身の症状、アレルギーの元に応じて、正しく使い分けていきましょう。